書類/2014/07/02 (文責 増島」)
■最近のヒヤリハット報告 /9件
2013年 8月午後・女子 穂高前穂下山=岳沢下山中 1.つまずき右手負傷 救急処置
女子 同 2.つまずき前方転落
★8月午後・女子 北岳大樺沢下山 1.つまずき右手首骨折 帰京後医師診察/全治2ヶ月→保険申請
9月午後・女子 同 2.踏み外し転倒
12月午後・男子 奥秩父飛竜岳下山1.倒木から落下右足骨折 山梨防災ヘリ搬送/全治6ヶ月→保険申請
2014年 2月午後・女子 北八つ天狗岳下山 1.アイゼン脱落
★6月午前・女子 丹沢源次郎沢F1 1.巻き道で浮石落下 右手首骨折 骨折部分オペ/全治3ヶ月
6月午後・女子 谷川白毛門下山 1.根っこつまずき転倒 左手上腕部切創
6月午後・女子 奥秩父甲武信岳下山 1.休憩中ザック転落 小屋番が沢まで下り拾得
★MTC主催事業外/会員参加
■傾向・分析
1 状況 時間 7件/9件 全9件中8件が下山中で午後1-3時の間で発生
1件/9件 宿泊後下山中 午前9時 1件/9件 沢のぼり中・出合から遡行開始直後発生.御前10時ごろ
→80%午後1-4時の間 場所 8件/9件 9件中8件が山頂からの下山道にて発生
1件/9件 沢のぼり
原因 7件/9件 下山中/ガレ場にて足のもつれ・バランス維持不能から転倒
下山中/斜面の根・倒木にて足の引っ掛け・枝が折れてバランス維持不能から転倒・転落
1件/9件 滝を巻くルート間違えから浮石をつかみ転落・浮石に当たる
1件/9件 休憩中にザックを無造作に斜面に置きザック転落」
性別 8件/9件 40-60台の女性 1件/9件 男性
●発生時間は80%が 午後1-4時前後.又宿泊を伴った下山中は8-9時
転落・転倒の原因のほとんどが、斜面下山中の脚のもつれ・バランス欠落
男女比は90%が女子・
■防止策
1.下山中のつまずきについて :歩行開始後5-6時間たつと、筋肉の疲労がピークに達し回復が難しくなる .
: 若年層/20-40台は疲労しても現状維持が2-4時間可能だが、年齢50-60台は通常の50%以下の力となる
: できるだけ疲労ピークに達する前に、適度な水分補給・エネルギー補給を定期的に行い、
: 脚のストレッチなども平行して実地する。(炭水化物摂取・ビタミン類/アミノバイタルなど摂取)
: またストックワークを習得し、脚にかかる力を半減させる工夫をする。
:テーピングテープの使用 CW-Xタイツの使用 膝固定バンドの使用
2.入山時のアナウンス 登山口で「本日の注意事項」の徹底
A,ペース配分 脈拍の管理・記録
B.適度な水分補給 スポーーッドリンク・
C.適度なエネルギー補給 炭水化物・アミノ酸・ウイダリーゼリー・ドライフルーツ
D.下山時の注意事項 急斜面の下りの注意
1.足元50%+10m先50% の目線
2.ストックの使用を体得する
3.体の重心の位置を考える。常に重力と平行が原則
脚の疲労
1.適度なストレッチ/屈伸・スワット・伸身・大きな深呼吸
2.水分補給・エネルギー補給

